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001ライオンのにおい


ライオンのにおい

ある時、ライオンが羊を呼んで、尋ねました。
「俺の吐く息は、嫌なにおいがするかね。」
羊は馬鹿正直に答えました。
「ええ、ほんとうにくさいですよ。」
ライオンは怒って、羊をかみ殺してしまいました。

そして、次にオオカミを呼んで尋ねました。
『俺の息は臭いですか。」
オオカミは、
「とんでもない。くさくなんかありません。臭いどころか、大変いい匂いがしますよ。」と、お世辞を言いました。
ライオンは、オオカミのウソに腹を立てて、オオカミを引き裂いてころしてしまいました。

次にライオンはキツネを呼んで尋ねました。
「どうだ。俺の息はくさいかな。」
すると、賢いキツネはこう言いました。
「あいにく、私はかぜをひいていて、鼻が利きませんので、お答えすることができません。」
それで、キツネの命はたすかりました。
  • ライオン
    • 吐く息
    • 嫌な臭い
    • 馬鹿正直
    • 羊をかみ殺す
  • オオカミ
    • とんでもない
    • くさくなんかありません
    • 臭いどころか、大変いい匂いがします。
    • お世辞を言う
    • 嘘に腹を立てる
    • オオカミを引き裂いてころす。
  • キツネ
    • 賢いキツネ
    • あいにく
    • 風邪をひく
    • 鼻が利かない
    • 命は助かる
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