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009孔雀と鶴

孔雀と鶴

孔雀が鶴をばかにして、
羽の色が貧弱だといってからかいました。

「わたしはね、
金色や紫色の衣を着ているんだよ。
でも、
お前の羽には、
きれいなものはなにもないね。」

すると、
鶴は答えました。
「ところが、
わたしは
星のすぐそばで歌うし、
空高く舞い上がることもできるんですよ。
それにひきかえ、
あんたはどうです。
雌鶏どもと一緒に
地面をとぼとぼ歩いている
雄鶏のようなもんじゃありませんか。」

名誉もないのに、
金持ちだといばるより、
たとえ
貧しくても
名誉に生きるほうがいい。



(・∀・)(・∀・)(・∀・)
うぬぼれで思いあがっている孔雀が、ある日、鶴に出会い、いいところを見せようと華やかな尻尾を太陽に広げました。

「ご覧」孔雀は言いました。「これに比べてあんたには何があるの?私は素晴らしい虹の服をきているのよ、でもあなたの羽根は灰色で埃みたいね!」

鶴は大きい羽根を広げ、太陽に向かって飛び上がりました。

「できるなら、ついて来いよ」と鶴は言いました。しかし、孔雀は納屋の前庭の鳥たちに混じってその場所にいるだけでした。一方、鶴は青空のはるかかなたに自由に舞い上がっていきました。

The useful is of much more importance and value, than the ornamental.
実用は装飾よりずっと大事で価値があります

(•‿•)(•‿•)(•‿•)

クジャクがツルをバカにして、羽根の色をけなしました。
「わたしは金色の羽で、こんなにきれいだけれど、あなたときたら翼のどこを見てもきれいな色が全然ないわね」
 するとツルは、
「でもわたしは、空の高い所まで飛んで行けるのよ。あなたなんかニワトリと同じで、地面を歩き回るだけじゃないの」

 着飾っていても自由のない人間よりも、身なりは質素でも自由のある人間の方が良いと、このお話しは教えています。

 孔雀と鶴


ある日、虚栄心の塊のようなクジャクがツルに会った時、豪華な尾を広げて日の光を当ててひけらかした。

「どうだい」とクジャクは言った。「これに匹敵するほどのものはあるかい? おれって、虹を纏(まと)ってるみたいなものだなぁ。おっと、君のは灰色かぁ・・・」

ツルは大きな翼を広げると、太陽に向って飛翔した。

「出来るものならついておいで」とツルは言った。けれどクジャクは、納屋の庭にいる他の鳥たちといっしょにそこにいるしかなかった。一方ツルは、伸びやかに青い空に舞い上がっていった。


 - 実用性は、装飾よりも重要で価値がある。



* * *


人は見た目じゃないってことをイソップさんはよく強調されるけど、
よほど身に染みて感じられたのかな?


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クジャクとツル
クジャクがツルを軽蔑している。「私は金やむらさきの着物をきているのに、おまえは羽にきれいなところがちっともないじゃないか。」とツルの羽の色を馬鹿にした。
すると、ツルは言い返す。「ツルは、夜空に高く飛んで星のすぐそばまで行き、星に歌を聞かせたり、昼も大空高く飛び、楽しむ事ができる。クジャクなんかは、ニワトリのように、ヒヨコと一緒並んでに地べたをよたよた歩いているだけじゃないか。」

この様に言い争っているときにはどちらも幸せではない。相手の足りないところをけなすときには、その人の心が満たされていないときである。
甘いおまんじゅーを食べている人が、塩せんべーを食べている人を見て、「そんな塩っぽいものを食べてどこがいいの?」と言ったときには、塩せんべーが気になっている時である。甘いおまんじゅーを食べて満足している人は、塩せんべーをけなさない。

だいたい自分の欠点を認めればそれを補う人が周りに集まる。そしていろいろのことがうまく行く。その欠点を認めないと、その人と同じ種類の人が周りに集まる。それは端から見ていて何ともみっともない集団である。
自分の欠点を認めない人は、その欠点が自分にないと思ってくれる人を好きになる。そしてそういう人は、たいていその欠点のある人を利用しようとしている人である。

ところでもしツルがクジャクのように美しさで空を飛んだらたちまち狙われて撃たれる。クジャクはツルの羽を馬鹿にするが、これがツルを守っているのである。人が自分の何かを馬鹿にしたらそれが自分の長所であり、自分を守っていると気付くことである。


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『鶴と孔雀』の全文
孔雀が、灰色の翼を持つ鶴と言い争っている間、孔雀は自分の金色の羽を後へ前へと動かしていました。

「あなたは、私の翼の色を馬鹿にするけど、私は星のあるところまで空の上高く飛ぶことができるのよ。でも、あなたは、その金色の羽で、地面の上をパタパタしているだけじゃない。まるでおんどりのようにね。あなたが高い空の上に飛び上がっているのを見たことは無いわ。」

たとえ素敵な服を着ていたとしても、尊敬の念を持たれずに生きるより、着古した服を着ているのに称賛される方が、私はいいですね。

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イソップ童話概説294.鶴と孔雀(くじゃく)

(原文ママ)

灰色の鶴が、金色の翼で羽ばたく姿のよい孔雀(くじゃく)と競い合った。鶴の言うには、
「しかし、君はこの羽根の色を馬鹿にするけれど、僕はこれで星の側まで飛んで行って歌うのだ。君なんか鶏(にわとり)みたいに、地上で金鍍金(きんめっき)の羽根をばたつかせるだけだ。高く上がれもしない」
錦を着て夜行くよりも、襤褸(ぼろ)を纏って(まとって)称えられたいものだ。

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(解説・ひとこと)

嘘だあ~。^±^;
「僕は星の側まで飛んで行って歌う」って。^±^
どうせ、粋がっても、成層圏を出られないし。^±^;・・・現実を見ろよって話

夢も希望もないことを言うなよな!(゚Д゚)ノx±x
せめてもの、鶴の強がりなんだからよっ!(゚Д゚)ノx±x。

イソップに逆らう法はないけど。^±^;
でも、世の中って、錦を纏う方が称えられるんだよねえ。^±^;
悲しいけど、人間界ってさ・・・。^±^。 ホロリ


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